催涙雨(さいるいう)

2015年06月07日 12:57
わし座に輝く
あなたが迎えに来るから
わたしは書く手を止めて
明日の準備をしている
 
 
こと座を抜け出して
雲に鍵をかけた
鳥よ 導いておくれ
待ち合わせはもうすぐそこ
銀河を渡る 恋人の星
 
 
やっと会えたね
手のひら合わせたら
辺りは流星群
何を話そうかと あれほど
考えていたのに
抱きしめられたら 
それだけで 散りゆく言の葉
 
あぁ なんて あなたに会えない日々とは
これほどに長いのでしょう
 
 
若い星は燃える
髪に 素肌に 心に火をともし
まばゆいほどに輝く
月の影を背に 愛し合うよ
 
 
明日の朝が来れば
また長い時間を
いつものように別々に暮らし
時々あきらめそうになって
だけど 新しい一年を待つ
それが今のわたしと これからのあなた
 
 
願いをかければいつか
隣にいてくれるの?
本当にわたしたちの
願いを叶えてくれるの?
 
 
地上に届く光は
一体いつの愛の跡なのでしょう
そこにいるのはすでに
何億光年過去のわたしたち
神話の中 輝くわたしたち
永遠に 死なないわたしたち
 
 
だけどいつか一緒にいこうね