にゃにゃにゃシャンプー

2015年04月12日 21:15
シャンプーしてあげようか?
ごろごろと のどを鳴らして
うれしそうなお返事
まるく研いだ爪 立てないようにしてる
ねずみなんてつかまえる気
さらさらないんでしょう
 
 
わたしの胸に甘えて
ミルクばっかりねだる
わたしの腕にもたれて
まくら代わりにねむる
はだかのわたしをじっと見つめて
絵に描いたようだねと
不思議そうにつぶやく
鍵みたいなしっぽ
大きくふくらませて
明日の夢を見ている
そのすべてが わたしには いとしい 
 
 
泡と体温がとける
バスルームは愛の星
くしゃくしゃの猫っ毛 そっと梳いた
耳の後ろがすきな おませさんはだぁれ
 
 
人差し指を握って 「もう離さないニャ」
くちびる触れるたびに
短いひげがちくり
なんてかわいい へんてこなベイビー
なんてかわいい わたしの恋人
 
 
混ざり合う肌の匂い
目を閉じたら ゆりかごみたい
甘噛みするたびに 
桃色の舌がざらり
なんていけない わたしの仔猫
なんて甘美な ふたりのバスタイム