天国なんて抜け出して

2014年07月20日 11:08

普通の女の子みたいには

いかないんだって

もうずいぶん前から知ってる

だけどわたしは

あなたに恋をできる

からだがひとつあれば それでいいの


届かない告白の言葉 なんて言おう

さわれないくちびる キスしてみたい

履けない靴 鳴らして君とダンス

そんな空想をしている


夢の中 

あなたは待ち合わせに遅れてきた

女の子が 生まれた時から持ってる

愛の才能 わたしだって持っていたはず

そうだ パパとママの天使を卒業して 

君と恋をしに来たの


夢の中

「デートなのに 手も繋がないなんて おかしいでしょ?」

って 生意気言ったくせに

あの子とお似合いの背中

黙って見送る


走り書きの手紙

愛の言葉はどこにもないけれど

ひとつずつ、たいせつに

引き出しに ココロの奥に

しまって鍵をかけた


無理だってことは

わかっているけれど

あなたに恋をできる

ハートがひとつあれば

それでいいの


はるか遠い空から

君に恋をしに来た